ゴールデンウィークは日本だけでなく中国にもある!由来や歴史は必見!
ゴールデンウィークは、中国にもあります。日数やいつあるかは日本とは違うので、要チェックですよ。
皆が楽しみな春の大型連休ことゴールデンウィーク。
なんか横文字だから英語圏の行事なの?海外にもありそう!と思いますよね。
この記事では
- ゴールデンウィークは日本だけ?海外にもあるのか?
- ゴールデンウィークの由来や歴史
- ゴールデンウィークという言葉は海外にも通じるか
- NHKではゴールデンウィークと呼ばない?
こちらについて解説していきます。
ゴールデンウィークの秘密を知ってますます楽しい連休にしちゃいましょう♪
ゴールデンウィークは日本だけでなく中国にもある
中国には「黄金周」という連休がある
中国には、「黄金周」というお休みがあります。
5月1日の労働節(メーデーのこと)から始まる、3連休のお休みがある
1999年からと割と最近始まった連休です。
日本のゴールデンウィークを参考にして、中国が設けた連休なんですよ。
2007年までは1週間続く大型連休でしたが、2008年以降は、およそ3連休と短くなっています。
これは、伝統的でない日を祝日とすべきではないという今の政府の考えがあるようです。
そんな中国には2回の超大型連休があります。
春節(旧正月)から始まる1週間
国慶節(10月1日)から始まる1週間
現在では、この2回の大型連休を黄金周と呼んでいます。
1月下旬から2月には春節と呼ばれる、お正月にあたる連休があります。
春節の日付は、その年によって前後するのが特徴です。
そして10月には建国記念日にあたる大型連休がありますよ。
1週間ほど続く連休が、年に2回もあるのは良いですね。
この時期に日本へ旅行に行く人が多く、爆買いなんてワードも話題になりましたね。
混雑を気にする方は、この時期を避けるのも手でしょう。
大型連休がたくさんあるのは嬉しいですね。
皆で一斉に連休を取るというのは、社会主義の中国らしい休み方だなと感じます。
大型連休がある国は少ない
5月にゴールデンウィークがあるのは、日本以外では中国だけであると分かりました。
海外では、それぞれ個人でバカンスを取るのが普通であり、まとまった祝日はあまりないのです。
連続で1ヶ月お休みを取るなんてこともありますよ。
中でもブラジルでは、1年間のうち、30日間は有休を取らないといけないそうです。
きっちりと法律で定められているのは羨ましいですね。
日本でも、全ての有休を使い切る決まりがほしいなと思います。
日本語なら法律で決められていても、なぜか自主出勤せざるを得ない人達が出てきそうです…。本当に困りますね。
日本には祝日がたくさんある
お休みが少ない!と言われている日本ですが、実は祝日は多い方なのです。
少ないと言われているのは、有給休暇を実際に取る日数ですね。
皆と一斉にじゃないと休暇が取れないなんて、さすが日本人というところです。
さて、日本の祝日日数ですが、年間に15日程度あります。
中国は20日程と多い一方で、アメリカやフランスは10日程度しか祝日がありません。
日本の祝日が比較的多いのは良いことですが、有給休暇も取りやすい世の中になってほしいな〜と思っております。
ゴールデンウィークは日本だけ?その由来や歴史
ゴールデンウィークはいつからある?
ゴールデンウィークの起源は、1948年に取り決めた国民の祝日にあります。
4月29日:昭和天皇誕生日
5月3日:憲法記念日
5月5日:こどもの日
この3日が祝日となったのが、ゴールデンウィークの始まりです。
このときは、飛び飛びで連休があったので「飛び石連休」なんて言われ方をしていたんですよ。
その後、いくつか祝日に関する法律の改定があり、現在では…
4月29日:昭和の日
5月3日:憲法記念日
5月4日:みどりの日
5月5日:こどもの日
この4日間が祝日となりました。
3連休が確約されているのは嬉しいですよね。
ゴールデンウィークの総日数は、土日がどこにあるかで大きく変わってきます。
有給休暇も駆使すれば10連休できる!なんて年もありますよ。
ゴールデンウィークの名称の由来
ゴールデンウィークと名付けたのは、映画会社である大映の社長だと言われています。
お休みのあるこの時期に、より多くの興行収入を得ようとして作られた造語なのですよ!
さて、ゴールデンウィークの由来や歴史を紐解いていきました。
先に連休が定められ、その後にゴールデンウィークという通称が出来上がったのですね。
こんな名前なので、海外のバカンスを真似しているのかと思いきや、日本独自のものとは意外でした!
それではこの日本独自の「ゴールデンウィーク」という言葉、海外では通じるの?ということについて次で解説しますね。
ゴールデンウィークと呼ぶのは日本だけ!海外では通じず
このゴールデンウィークという言葉は造語だと話しました。
日本人が日本の祝日に対して作った言葉で、これは和製英語です。
ゴールデンウィークと海外の方に言っても通じません。
日本に暮らしている方や、ジャパンカルチャーに詳しい方なら知っているとは思いますが、普通の方は知りません。
golden weekって海外の方に言ってみたいのに、通じないのは残念ですね。
海外の方には、holidaysやvacationと言えば問題なく伝わるでしょう。
NHKではゴールデンウィークと呼ばない!その理由とは
NHKのニュースで、「春の大型連休」という言葉を聞いたことはありませんか?
NHKでは原則、ゴールデンウィークという呼び方をせず、大型連休とアナウンスしています。
その理由はいくつかありまして…
・ゴールデンウィークと名付けたのが一企業だから
・誰にでも分かりやすいように、外来語はなるべく避けたい
・石油ショック以降「何がゴールデンだ!自分にはそんな休みなんて無い!」というクレームが相次いだ
このような経緯があり、NHKでは、原則大型連休と呼ぶようになりました。
誰にでも分かりやすく、どの企業にも平等にを徹底するNHKらしい呼び方ですね。
この大型連休という呼び方、NHKだけでなく、新聞社や他の報道局でも使われていますよ。
大型連休と言われると、あまりキャッチーな感じがしませんね。
しかし外国人にも分かりやすい大型連休という呼び方は、現代に即していると思います。
今後大型連休という呼び方は、増えていくかもしれませんね。
まとめ
- ゴールデンウィークは日本だけでなく中国にもある
- その中国には、5月の連休だけでなく、2月や10月にも大型連休がある
- 海外には大型連休が無い国の方が多く、個人でバカンスを取ることが多い
- ゴールデンウィークと名付けたのは映画会社の社長
- ゴールデンウィークは和製英語であり、海外の人には通じない
- NHKなどの報道機関は、ゴールデンウィークではなく、大型連休と呼ぶ
皆大好きなゴールデンウィーク。
日本独自の大型連休であり、その名称を中国が取り入れているとわかりました。
祝日が多い日本の環境に感謝!と思いましたが、個人的にはもっと休暇がほしいなと思っちゃいます(笑)
楽しいゴールデンウィークをお過ごしくださいね。
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