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贈り物をやんわり断る方法計15選!メール・口頭で使える例文が見つかる【お気持ちだけ頂こう】

相手からの贈り物には、その心遣いに感謝する一方、どうしても受け取りたくないと思うこともあるでしょう。

たとえば「すでに持っている」「必要ないものだった」「お返しが面倒」などの理由があります。

しかし、「断る」という行為で相手に誤解を与えたり、気持ちを損ねたりするのは避けたいところですよね。

この記事では、贈り主との関係を良好に保ちながら、相手の好意を否定することなく贈り物をやんわり断る方法について解説します。

  • 贈り物を断る具体的な例文
  • 贈り物を断る際のポイント
  • 断った後のフォローの仕方

こちらを詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

贈り物をやんわり断る方法!例文12選を紹介【口頭で使える】

贈り物を断る際には、相手への感謝の気持ちを伝えることが大前提です。

ここでは、具体的なシチュエーションに応じた例文をご紹介します。

 「お気持ちだけで十分です」

相手の好意をそのまま受け取りつつ、物自体を断る一番シンプルな表現です。

「こんなにお気遣いいただいてありがとうございます。でも、お気持ちだけで本当に十分です。」

この言葉は、特に形式的な場面や親しい関係で使いやすい方法です。

「十分」という言葉が相手に安心感を与えます。

「家族と相談してみます」

その場で受け取りを断るのが難しい場合、一旦時間をもらう方法です。

本当にありがとうございます。ただ、家族から『物を増やしすぎないように』と言われていて…。
とても素敵なので、一度家族と相談してみますね。

第三者を理由にすると、相手も気軽に受け入れやすくなります。

そして「相談」という言葉を使うことで、即座の断りを避けることができます。

「もう十分いただきました」

何度も贈り物をいただいている場合、控えめにお断りする表現です。

いつもお気遣いいただいてありがとうございます。
でももう十分いただいていますので、これ以上お気を遣わせてしまうのは心苦しいです。

相手に「感謝している」ということを丁寧に伝えるのがポイントです。

「お気遣いなくと言ったのに…」

事前に断りを伝えていた場合、その意思を再度伝える方法です。

お気遣いなくとお伝えしたのに、それでもこうしていただけるなんて嬉しいです。
ただ、本当にお気持ちだけで十分ですよ。

「嬉しい」という言葉を入れることで、気持ちを損ねにくくなります。

 「他の方にも分けてあげてください」

贈り物が大量である場合や、自分では使い切れないと感じた場合に役立ちます。

ありがとうございます!
とても素敵ですが、私は十分いただいていますので、他の方にもおすそ分けして喜んでもらってください。

こうした表現は、贈り物の価値を認めながら上手に断ることができます。

「お返しが難しくて…」

贈り物を受け取ることで負担を感じる場合、その旨を率直に伝える方法です。

こんなに素敵なものをいただくと、お返しができないのが申し訳なくて…。
お気持ちだけで本当に嬉しいです。

「申し訳ない」という言葉を入れると、相手も気を悪くしにくいでしょう。

「すでに持っているので…」

贈り物が既に手元にあるものであった場合、もう持っていることを理由にやんわり断りましょう。

素敵な贈り物をありがとうございます!
実は同じものを持っていて、大切に使っていますので、お気持ちだけ受け取らせてください。

ポイントは、贈り物自体を否定せず、むしろその価値を強調することです。

 「使いこなせないかもしれません」

趣味や生活スタイルが異なるため、贈り物が活用できないと感じる場合に有効です。

素敵なものをありがとうございます。
ただ、私には使いこなせる自信がなくて、せっかくのお気持ちを無駄にしてしまいそうです。

謙虚な姿勢で断ることで、相手も納得しやすくなります。

「健康上の理由で…」

食品やアルコールなど、自分の健康上の理由で控えている場合に使えます。

お気遣いありがとうございます。
ただ、健康上の理由で控えているものなので、お気持ちだけいただきます。

健康に関わる理由は、相手も納得しやすい理由の一つです。

「物を増やせないので」

事情を正直に伝えることで分かってもらいましょう。

ありがとうございます!
でも、最近物を増やさないようにしているので、今回はお気持ちだけいただきますね。

自分の事情を伝えることで、相手に納得してもらいやすくなります。

断捨離している人も、このように断って良いでしょう。

冗談を交えてやんわり断る

雰囲気を悪くしたくない方向けです。

えっ、これいただいちゃうと逆に申し訳なくて眠れなくなりそうです(笑)
でもお気持ちは本当に嬉しいです!

軽い冗談を交えることで、場の雰囲気が和らぎます。

「もったいないです」

贈り物を素敵と言い切りながらも断る方法です。

こんな素敵なもの、私にはもったいないですよ。
本当にお気持ちだけで十分嬉しいです。

相手を立てる言い方で、角が立たずにお断りできます。

贈り物をやんわり断る方法!例文3選を紹介【メール・手紙編】

ビジネスメール

以下は、ビジネスメールで贈り物をやんわり断る際の例文です。相手への感謝と丁寧な態度を心掛けつつ、断る理由を伝える表現にしています。

ビジネスメールの例文

件名: お心遣いに深く感謝申し上げます

○○様

平素より大変お世話になっております。[自身の会社名] の □□(あなたの名前)です。

この度は、ご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございます。ご厚意に深く感謝申し上げます。

しかしながら、私どもの会社では、贈り物やご厚意を辞退させていただく方針を取っておりますため、誠に申し訳ございませんが、今回のご厚意をお受けすることが叶いません。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

お気持ちだけで十分に感謝しております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

親戚や知人へのメール

以下は、親戚や知人に贈り物をやんわり断る内容を、メール形式で書いた文例です。相手への感謝を述べつつ、柔らかく断る表現を使っています。

親戚知人へのメールの例文

件名: お心遣いありがとうございます

○○さん

こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか□□(あなたの名前)です。

このたびは、心のこもったお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。

○○さんの温かいお気持ちがとても嬉しく、家族でありがたく話しておりました。

ただ、いつもお気遣いをいただき恐縮しておりますので、これからはどうぞお気持ちだけで十分です。

○○さんには、これまで十分すぎるほど良くしていただいておりますので、どうかお気を遣わず、気楽にお付き合いいただければ幸いです。

これから寒さも厳しくなってまいりますので、どうぞご自愛ください。

またお会いできる日を楽しみにしています。

取り急ぎお礼とお願いまで。

□□(あなたの名前)

このメールでは、相手の気持ちを尊重しつつ、親しみを込めた文章にしています。

特にメールの場合は堅苦しすぎる表現を避け、温かみのあるトーンが大切です。

親戚・知人などに送り状を書くとき

以下は、親戚や知人に贈り物をやんわり断る際に使える文例です。親しみを持たせながらも、相手の気持ちを尊重した内容を意識しています。

送り状の例文

拝啓

寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

このたびは、心のこもったお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。

○○さんのお心遣いに、家族一同感激しております。

しかしながら、私どもはこれまでも皆様にお気遣いいただきすぎており、今後はどうぞお気を遣わずにいてくださいますようお願い申し上げます。

お気持ちだけで十分にありがたく、これ以上のお心遣いには及びません。

これからも変わらぬお付き合いをお願い申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具

□□(あなたの名前)

贈り物をやんわり断るポイントを解説

贈り物を断る際には、以下のようなポイントを押さえることが重要です。

最初に感謝を伝える

断る前に必ず「ありがとうございます」「お気遣い感謝しています」といった言葉を添えることで、相手の気持ちを尊重できます。

感謝を伝えた上で、理由を伝えていきましょう。

理由を正直に伝える

嘘をついて断ると、後で相手に誤解を与える恐れがあります。

たとえば、「すでに持っている」「健康上の理由」といった具体的な理由を伝えるのが効果的です。

嘘をつくと、後で矛盾した発言をしてしまい、相手からの信頼がガタ落ちになってしまうこともありえますよ。

ポジティブな言葉を選ぶ

「十分です」「お気持ちだけで嬉しい」といったポジティブな表現を使うことで、相手も安心しやすくなります。

表情は少しにこやかにしつつも、断るときは申し訳なさそうな顔をしていきましょう。

代わりの案を提示する

断るだけでなく、「他の方に喜んでもらえると思います」「特別な日にいただきます」といった代替案を示すことで、相手の気持ちに寄り添えます。

断られた贈り物達へ活路を見い出してあげましょう。

贈り物をやんわり断るときの注意点

贈り物を断る際には、以下の点に注意してください。

相手の気持ちを軽視しない

贈り物をする行為には、相手の思いやりや感謝の気持ちが込められています。

それを否定するような言動は控えましょう。

やめておきたい言動
  • これはいらないです。もらっても困るので。
  • もういらないって言いましたよね?
  • センスが合わないから受け取りたくない。
  • 使いどころがわからない。スペースの無駄。

正直に伝えるのは大切ですが、言い方が強いと相手は傷ついてしまいますよ。

特に「もう要らない」と言われても、それが社交辞令なのか本当にもう要らないのかは見極めが難しいです。

そのため、何度かまた贈り物を持ってくるというのはよくあることなのです。

本当に要らないときでも、何回かは優しく言ってあげることも大切になりますね。

断るタイミングを見極める

お祝いの場や特別な日に断るのは失礼に感じられることもあります。

タイミングを工夫しましょう。

お祝いとはこのような場です。

  • 結婚、出産などの家族に関わる場
  • 誕生日、成人式、還暦などのお祝い

このような「あなた」だけのためにお祝いしているものは、受け取っておくのが無難です。

その上で、今後は必要ないからねということを伝えておきましょう。

お歳暮などに関して困っている人は多いかもしれませんね。

先ほどの例文に沿って、物が増えるから困っているの、という意志を相手に伝えましょう。

表情や態度にも配慮する

言葉だけでなく、笑顔や柔らかい態度で伝えると誤解を避けやすくなります。

私はあなたの全てを拒否してるわけじゃないよ、贈り物を断ってるだけだよ、という気持ちを伝えるには、柔らかい態度が大切なのです。

今後も付き合いを続けたいなら笑顔と申し訳なさを混ぜたような表情が効果的ですね。

贈り物を断った後の相手との関係の保ち方

贈り物を断った後も関係を良好に保つためには、以下の工夫が必要です。

フォローのメッセージを送る

「先ほどの件、本当にお気持ちが嬉しかったです」と感謝を再確認します。

再度嬉しかったという気持ちを伝えることで、相手とのすれ違いがなくなりますね。

ぜひメッセージを送っておきましょう。

次の機会に気を遣う

断ったことへの負い目を払拭するため、次の機会に相手に対して自分なりの思いやりを示します。

  • 再度ありがとうと伝える
  • 断った理由を伝えて、これからもよろしくねと伝える

などしておきましょう。

相手の好意に応える

別の形で感謝の気持ちを表すのも効果的です。

例えば友達であれば、一緒に過ごす時間を提案するなど、相手の好意に応える行動を取りましょう。

普段のコミュニケーションを大切にする

贈り物を断ったからといって関係が疎遠にならないよう、日常のやり取りを続けることが重要です。

  • 会う頻度
  • 会話の密度や頻度
  • メール、ラインの頻度

これらが減ると、相手から距離を置きたいのかな?と思われることも…。

気まずい雰囲気にならないことが大切です。

今まで通りの付き合いを維持していくようにしましょう。

贈り物を断れなかったときの対応の仕方

どうしても断りきれずに贈り物を受け取った場合の対応策も考えておきましょう。

すぐに感謝を伝える

まずはその場で心からの「ありがとう」を伝えます。

頂いたからには、笑顔で対応するのが吉ですね。

適切に活用する

贈り物を有効に使う、もしくは別の形で役立てる方法を探しましょう。

どうしても使いこなせない場合や場所を取る、他の方にあげても良いでしょう。

物は有効活用してくれる人に渡るのが一番です。

後日フォローする

「いただいたもの、とても助かっています」と伝えることで、相手も喜んでくれるでしょう。

その上で、「もうお気を遣わなくて結構ですからね、申し訳ないので」と今後頂くのをやんわりと拒否しても良いですね。

まとめ

  • 贈り物を断る際には、必ず感謝を伝えよう
  • 柔らかい言葉や理由を使い、相手の気持ちに配慮する
  • 贈り物を断った後もフォローや感謝を忘れず、関係を良好に保つよう心がけよう
  • どうしても受け取った場合は、有効活用し、後で感謝を示すと良い

贈り物を断る行為は気を使いますが、適切に対応すれば関係を損ねずに済むものです。

ぜひこの記事を参考に、大切な人との良好な関係を続けてくださいね。