ムカつきすぎて泣く人の心理は無力感から!泣きそうなときの究極の対処法も教えます
ムカつきすぎてしまったときに泣く心理には、気持ちを抑えすぎた、無力感を感じたからなどの理由があります。
誰にでもあるある!と共感できるもので、恥ずかしいことでもおかしいことでもありません。
ムカつきすぎてるのになぜ泣くの?もう泣くのは嫌だ!と思っているそこのあなたへ、本記事ではこんなことを紹介します。
- ムカつきすぎて泣くときの心理とその原因
- ムカつきすぎて泣きそうなときの対処法
- ムカつきすぎると泣く人の性格の傾向
- 涙を流すことのメリット
どのようにすれば泣かずにすむのか、その解決法を見ていきましょう。
ムカつきすぎて泣く人の心理と原因4選を紹介
人はなぜ「ムカつきすぎて泣く」のでしょうか、その心理と原因について探っていきます。
ムカつくことと泣くというのは、関係がないように思えますが、実は深くつながっているのですよ。
普段は感情を抑えている→解放
多くの人は、日常生活で感じるムカついたことをすぐには爆発させず、心にしまってしまいます。
例えば、仕事場で理不尽なことを言われたときや、友達と意見や考えが違ったときに、「怒ってはいけない」「冷静でいなければならない」と自分に言い聞かせ、感情を抑えてしまいがちです。
しかし、その感情が限界に達すると、抑えきれずに泣いてしまうことがあります。
怒りを直接言えない場面で、涙は感情の逃げ道となるのですよ。
ストレスに対する反応
ムカつきすぎることは、心だけでなく体にも大きなストレスとなってしまいます。
心拍数が上がったり、呼吸が浅くなったり、身体が緊張状態に入ったりするのですね。
このようなストレス反応が続くと、体も限界になってしまい、涙を流すことでストレスから解放しようとします。
つまり、ムカつきすぎて泣くことは、身体がストレスから解放する1つの方法なのです!
泣いたあとに身体がスッキリするのは、誰しも経験したことがあるのでは?
無力感を感じてしまうから
「ムカつきすぎて泣く」理由の1つに、無力感があげられます。
自分の思い通りにいかない状況や、他人との会話の中で誤解ができてしまったとき、人は無力感を感じます。
この無力感が限界まで高まると、人は泣いてしまうのです。
特に自分ではどうすることもできない状況に直面したとき、泣いてしまうことが多いでしょう。
子供の頃からのクセ
子供の頃に「泣くことで解決する」経験を何度もしていると、大人になっても泣くクセがとれていない場合があります。
子供の頃叱られたときに、泣くことで気持ちが楽になったり、周囲が助けてくれたりした経験があると、無意識に同じパターンが繰り返されるのです。
これは必ずしも悪いものではありませんが、対処法をだんだんと学んでいけると良いでしょう。
次にムカつきすぎて泣きそうなときに、どんな対処法をすれば良いのかを紹介しますね。
ムカつきすぎて泣くのは嫌!対処法を紹介
深呼吸をする
ムカつきすぎたときに試してほしいのは深呼吸です!
気持ちが高ぶったときには呼吸が浅くなる傾向があります。これがさらにストレスを増幅させるのです。
ゆっくりとした深呼吸を意識することで、心拍数を落ち着け、冷静になることができますよ。
特に息を吐くことを意識すると落ち着きますよ。自分の中の溜まったものを吐き出すように、ゆっく〜りとやってみてくださいね。
深呼吸をすることで、一時的に感情を整理する時間を作ることができ、泣くことを防げるのです。
今の気持ちを紙に書き出す
ムカつきすぎたその気持ちを言葉にするのが難しいと感じることもあるでしょう。
そのようなときは、感情を紙に書き出すのがおすすめです。
ムカつきすぎた気持ちをを言葉にすることで感情が整理され、少し冷静さを取り戻すことができます。
また、書くことで今の気持ちを外に出すことができるため、心の中に溜まったイライラを発散する効果も期待できますよ。
誰かに話す
ムカつきすぎて泣きそうなとき、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうことも良いでしょう。
自分の気持ちを言葉にして話すことで、感情の整理がつきやすくなり、冷静になることができますよ。
相手から回答をもらうことで、違った視点から問題を見ることができるかもしれません。
少しの間、その場所を離れる
ムカつきすぎたときには、その場を少し離れるのも良いですよ。
たとえば、仕事場でイライラしすぎたときは、トイレや休憩室に移動し、数分間だけでも落ち着く時間を作ると良いでしょう。
場所を変えることで、気持ちのリセットがしやすくなり、泣きたくなる気持ちもしずまります。
泣いていけないという思い込みを捨てる
時には、「泣いてはいけない」「感情を抑えなければならない」と思い込むことで余計に気持ちを高ぶらせてしまうことがあります。
気持ちを抑えるのではなく、むしろ「今、自分は怒っているんだ」「泣いてもいい」と思いましょう。
自分にそう語りかけると、かえって気持ちが落ち着きます。
自分の気持ちを受け入れ、感じることは、ストレス解消の第一歩となりますよ。
ムカつきすぎて泣く人の性格をご紹介
「ムカつきすぎて泣く」ことがよくある人の性格にはどのような傾向があるのか見ていきましょう。
感受性が強い人
感受性が強い人は、他人の言動や環境の変化に敏感に反応しやすいという特徴があります。
例えば、他人の言ったことがイヤミに聞こえる、もしかして自分が噂されている?と勘繰ってしまうなどです。
他人の些細な言葉や行動に対して深く傷ついたり、いろんな感情を抱くことが多いのです。
感受性が強いと、怒りや苛立ちも他人以上に感じやすく、その結果、感情が高まり涙を流すことが増えてしまいますよ。
完璧主義の人
完璧主義の人は、自分に対しても他人に対しても期待しすぎる傾向があります。
そのため、物事が自分の思い通りに進まなかったり、期待に応えられない状況に直面すると、強いストレスや無力感を感じやすくなります。
この無力感からムカつきすぎてしまい、涙として表れてしまうのです。
自分の気持ちを表現できない人
自分の気持ちを上手に表現できない人も、ムカつきすぎたときに、泣いてしまいやすい傾向にあります。
特に、言葉で感情を伝えるのが苦手な人は、怒りや苛立ちを内に秘めがちで、それが蓄積されると最終的に涙として表に出てしまうことがあります。
優しすぎる人
他人に対して優しすぎる人や、相手の気持ちを優先しすぎる人も、感情を抑える傾向が強いです。
自分の感情よりも他人の感情を大切にすることで、無理をしてしまいがちです。
このような人は、怒りや苛立ちを感じても、それを表に出せず、最終的に涙となって解放されることが多いです。
ムカつきすぎたときに泣くのが嫌な理由
怒りや苛立ちで泣いてしまうことに対して、嫌だと感じる方も少なくありません。
以下のような理由が、その背景にあると考えられます。
弱さを見せたくない
泣くことは「弱さ」と結びつけられることが多く、特に社会や職場では「泣くこと=弱い」というイメージが根強く残っています。
そのため、人前で涙を流すのは嫌だと感じる人が多いのです。
あなたも弱さを見せるのは、限られた友達や家族の中だけにしたいと思ってはいませんか?
理性的でいたい
泣くことは気持ちの発散になりますが、こういった行動を取ることに対して嫌悪感を抱く人もいます。
わざと泣いてるんじゃないの?泣けば許されると思って!意識下でこう思っている人もいるでしょう。(それ以上に優しい人の方が多いと私は思いますが)
特に、自分のことを冷静な人だと思っている場合、感情が高ぶって泣いてしまうことで自己嫌悪に陥ることがあります。
人に対して嫌悪感を抱いていたのに、自分もそうなると、余計に自分が嫌になりますよね。
他人を許す広い心を持つことも大切なのです。
周囲の反応が気になる
泣いているところを見られると、周囲の人に「どうしたの?」と心配されたり、驚かれたりします。
泣いていると注目を浴びがちてすよね。
人前で感情を表すことに慣れていない場合、このような周囲の反応が怖くて、泣くのを避けたいと思うことがあります。
ムカつきすぎたときに涙を流すメリット
一方で、泣くことにはメリットもたくさん。
泣いてしまうことを恐れず、自然に任せるのも1つの方法でしょう。
泣くとストレスも流れる
涙を流すことによって、心と体に溜まったストレスを発散させる効果があります。
涙は、ストレスホルモンであるコルチゾールを体外に排出する役割があり、涙を流すことで気持ちが軽くなるのです。
泣くとスッキリして、さあ次へ行こう!という気分になりますよね。
気持ちが整理される
泣くことで、今の気持ちを整理させる効果があります。
ムカつきすぎたその気持ちを抑え込まずに泣くことで、気持ちが整理されます。
その後は冷静に問題に向き合えるようになりますよ!
泣くことが感情をリセットし、新たな視点を得る手段にもなるのですね。
コミュニケーションのきっかけにもなる
涙を流すことで、周りの人とのコミュニケーションが深まることもありますよ。
泣いているのに気づいた人が声をかけてくれて、どうして泣いているか聞いてくれ、解決方法はどうしようかとアドバイスをくれるかもしれません。
素敵な声がけをしてくれると、より感極まって泣いてしまいそうですが(笑)
それをきっかけに友達になったり相談できる相手になったりすることもありますよ。
まとめ
- 「ムカつきすぎて泣く」という反応は、気持ちを抑えすぎたことや無力感からくる自然な心理である
- 深呼吸や感情を書き出すこと、誰かに話すなどの対処法を試すことで、泣くのをコントロールできる
- 感受性が強い人、自己表現が苦手な人は、ムカつきすぎたときに泣きやすい傾向がある
- 泣くことには、ストレスからの解放や感情の整理など、多くのメリットがある
ムカつきすぎたときに泣くこと自体は決して悪いことではなく、むしろ健全な表現方法とわかりました!
自分の感情を大切にし、心が疲れすぎないようにしてくださいね。
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